チューナー生藤はクルマ好き

   最近お客様にダートラに出たことがあるのですか? と聞かれました。出たことがあるのと、ホントに競技をしていたとでは
   空手の世界で言うと指導員(もちろん有段者)と入門したばかりで胴衣がパリパリの初心者との違いがあります。
   業界内でも経験者とかなんとか・・・ イマイチあやふやな表現をされている現状の中で
   お客様に信頼される四駆ショップとそのチューニング・パーツ開発に信頼を持っていただくために
   生藤のモータースポーツに関係がある時代からお話させていただきます。

   私は、モータースポーツ(ダートラ)を19歳のサラリーマン時代からしていまして、家には積車と競技車がありました。
   普通の住宅地の家の駐車場にトラックとナンバーのないフルチューンのダートラマシンです。
   その頃から、クロスミッション、LSD、フロントサスフルピロボール化、リアサス等長フルピロリンク、
   FRPボンネット、トランク、バンパー、ポリカボガラス・バッテリー移動・13:1ステアリングギアBOX・
   など今の四駆パーツに取り付けられているパーツなどもすでに装着されていました。
   月に2〜3回は香川スポーツランドへ練習に行き、地元でも練習しダートラシリーズに参戦していました。
   まさに車に乗るために会社に行ってたようなものでした。

   ダートラに出てた、ラリーに出たことがある・・・ いろんな話を聞きますが、じゃあJAF戦でどのぐらいの成績でしたか?
   と聞くとほとんどの人が、そこまではね〜 っとの声が帰ってきます。 モータースポーツしてたらJAF戦に出ないと始まりません。
   私のメインの戦いの場は、JAF国内競技 スラローム第2種 四国シリーズ  略してJAF戦G地区選手権。
   優勝経験も転倒経験も数多くありましたが、人以上にアクセルを踏んで走るのが好きでした。
   優勝したイベントの中で、一番の優勝の思い出は今は無き鈴鹿サーキットモトクロス場で開催されたオールスター戦のプレイベントです。
   オールスター本番のためエントリーしている常連全日本ドライバーを押しのけて優勝することが出来ました。
   その時のコース設定やギアチェンジのタイミングまで今でも鮮明に覚えています。
   舗装のコーナーも2箇所ありハイスピード外周区間が特に好きでした。
   その優勝のおかげで3週間後の本番では油断しすぎて集中力も無くさんざんな結果に終わりました。 
   アメリカのパイクスピーク出場で有名なモンスター田島選手やHKSワークス、キャロッセワークス(今のクスコワークス)と同等に
   勝負するにはマシンの性能やテクニックもさることながら自分自身の精神的なコントロールが大切と言う事を学びました。

   そんな競技漬けの中で30歳ぐらいからスキーにハマッてしまい、岐阜や長野に出かけていくようになりました。
   初めて買った四駆がパジェロL型2400ccDTショートで、スキー場までの上りではFRにしてドリフトをしながら
   よく走ったものでしたが、次第に荷物も増え大きなY60サファリロングのハイルーフに乗り換えました。
   で、次が中期のランクル80、その次が後期の80、それから100へと続いていきます。
   80を購入してからすぐに4×4マガジンを読んでいて、88ハウスの亀掛川社長を知りました。スグに電話して
   グループに入れてもらうように強引にお願いしました。
   それでついに大塚製薬を退社して88ハウス徳島を立ち上げました。 いわゆる脱サラです。
   その後日本で自分だけしかない会社で頑張りたいという思いから、ダートウエイに社名を変更しました。
   ですから、車好きと言う事では誰よりも好きである自信があります。
   もちろん私より速くて実績のある選手は山ほどいます。
   
   当社ではこんな本物の走りの経験を生かした車作りを行っています。
   どうもおかしいような? と、お客様から相談を受けた時に「僕が乗れば分かりますよ」と答えているのは
   ドライバーだからこそ乗ればスグに的確な診断が出来るからなんです。
   以上が、チューニングをしていますと言えるお店としての根拠をお話してみました。

   しかし4WDは楽しく走る事が大前提です。ココがモータースポーツとは違う大きな所です。
   みんなで楽しく過ごす一日の中で、どんどん変わるコースの環境下で走行することにより
   安全のためにテクニックや、危険回避の判断力を学べるのです。
   一番遅い人でも一番速い人と同等に楽しめるのが4WDの世界と思います。 
   そうしないと全員が楽しめなくなり参加人数もどんどん減っていくでしょう。
   参加する人も運営する人も忘れて欲しくない大切な部分です。